
【DTM】DAWソフトの超基本的な使い方 前編
2015/08/11
DAWソフトの基本的な使い方を説明していきたいと思います。
私自身Cubaseを使いこなせてる訳ではないので、主に超基本的な説明になります。
DAWソフトは今回はCubaseをベースに説明していきますが、それぞれのDAWソフトでも基本的なところは同じです。
Cubase以外の人は、似たようなメニューや設定があるはずです。
長くなりましたので 前編 と 後編 にわけて説明していきます。
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オーディオインターフェイスとDAWソフトの準備
先にお持ちのオーディオインターフェイスを、説明書を見ながらパソコンに接続しておいて下さい。古いオーディオインターフェイスの人は、最新のOSとかが対応していない場合がありますので、その時は最新のドライバー等がネットからダウンロードできる場合があります。
パソコンとの接続が終わると、windowsのコントロールパネルから サウンド を選んで、再生のタブからお使いのオーディオインターフェイスを選び、規定値に設定 を選びます。
同じように録音のタブもお使いのオーディオインターフェイスを選びます。
これでOKです。
再生がオーディオインターフェイス から になったので、オーディオインターフェイス から 音が再生されることになります。
直接オーディオインターフェイスにスピーカーを繋いでいる方は、オーディオインターフェイスのツマミやボタン類で音量などを調整することになります。
パソコン側で音量を調整しても、オーディオインターフェイスで音量のツマミとかがゼロになっていると、音が聴こえないので注意して下さい。
パソコンのスピーカーから音を出したい場合は、お使いのオーディオインターフェイスによっては、出力をパソコンの入力に接続することで、パソコンから音がでるようになります。
続けてDAWソフトをインストールしましょう。
DAWソフトをインストールしたら起動すると、設定の画面が色々出てくる場合がありますが、解らなかったらキャンセルしても大丈夫です。後から設定できます。
最初の画面になったら 全画面表示 にしましょう。DAWのソフトの中には色々な画面(ウィンドウ)が詰まっているので、それを全部表示していくと、画面領域がなくなって、DTMの作業が捗らないので、全画面表示にしましょう。
DAWソフトのオーディオインターフェイスの設定
オーディオインターフェイスがある人は、オーディオインターフェイスから音が出る為の設定をします。
画面上部にメニューからデバイスを選び、デバイス設定を選びます。
Cubase以外の人は、似たようなデバイスの設定がメニューあるはずです。
画面左からVST オーディオシステム を選ぶと、右に VST オーディオシステム のところに、自分がお持ちのオーディオインターフェイスを選びます。私が持っているのはUS-144mkIIなのでそれを選びました。
下にある詳細設定とかは、解らない人は触らないでおきましょう
また左の画面のVST オーディオシステムの真下に、自分が選んだオーディオインターフェイスが出てきますので選びます。
するとこの画面が出てきました。
I/O ポートシステム名 表示名 設定状況 の欄が出てきて、それぞれのオーディオインターフェイスの名前が出てきてるはずです。
インとアウトとは?
イン というのは in ですので、オーディオインターフェイスに入力、入力というのはキーボードを繋いだり、マイクを繋いだりする事です。オーディオインターフェイスに入れる という事ですね。アウトというのはその逆で出力する ということになります。
ただオーディオインターフェイスを選んでも音が出ません。入力と出力の設定をします。
簡単ですよ。特に何も考えないで、
オーディオインターフェイス の analog in L
というのがありますので、
L は Left 左から音が出る
R は Right 右からです。
それぞれの analog の in とout そして L とRを設定するだけです。
なので全部で4つですね。オーディオインターフェイスによってはもっとあるかもしれません。
画面右の設定状況が アクティブ になっていれば 繋がっていて使える状態になっています。
もうこれで音が出る状態になりました。
DAWソフトで音を鳴らしてみる
ここまできたら、あとは音色を選んで音を鳴らして、それを録音するだけで作曲できてしまう段階まできました。
Cubaseの画面の左上のメニューから ファイル 新規プロジェクト を選びます。
テンプレートは空白でもいいです。空白を選んでおきますか。
プロジェクトフォルダーは、新規プロジェクトを保存しておくフォルダを指定するだけです。
この画面になったら、ここで右クリック、インストゥルメントトラックを追加 を選びます。
インストゥルメントなし の所をクリックすると、音色ではなく、音色が詰まった音源を選ぶ画面になりました。
Cubase付属のHALionOneを選びましょう。Cubase以外では似たような音源があるはずです。
HALionOneの音源が選択された状態になっていますが、まだ音色を選んでいません。
ポインターのあの部分をクリックすると、音源の画面になりました。
色々ツマミがありますが、上の音色を選択する部分をクリックすると、このように音源に入っている様々な音色を選ぶことができます。とりあえずPianoを選らんでみます。
キーボードを繋いでいる方は、この時点は鍵盤を弾いてみると 音がでるはずです!
キーボードを持っていない人は、
一旦この音源の画面が邪魔なので 音源のHALionOneの右上の×ボタンを押して閉じさせます。音色は選択した状態なので心配はいりません。
Cubaseの画面のメニューからデバイスを選び、 バーチャルキーボードを選択するか Alt+Kでバーチャルキーボードが出てきますので、出てきた鍵盤のところを押してみると 音がでます。
これでとりあえず弾いて楽しむ段階まできましたね。
後編では、録音の仕方と、作曲していく方法、そして細かい所の説明 です。